2023年11月9日~26日
ブルガリ セルペンティ 75周年
「時を超えて紡がれる無限のストーリー展」
東京
ブルガリのブランドアイコンである「セルペンティ」が誕生してから75周年を迎える2023年、ブルガリはその記念すべき年を祝し、世界各国で現代アーティストとのクリエイティブコラボレーションのシリーズを立ち上げた。東京シリーズでは3人のクリエイターが選ばれ、その1人としてエマニュエルの作品が展示された。100 colorsインスタレーションシリーズの50作品目となる今回のインスタレーションでは、色が無限に続くような没入感のある空間を創り出した。
本作品は、永遠を象徴する「セルペンティ」の魅力からインスピレーションを受けて生み出した「無限の色」というコンセプトを体感できるインスタレーション。 細く果てしなく続く道を進むと、 色がどこまでも続いていくような感覚になる無限の世界へ人々を誘う、エモーションを刺激する空間となっている。
細い道に一歩足を踏み入れると、1から100までのローマ数字で表された「無限の色」が現れる。ローマ数字は、ブランドのルーツであるローマに敬意を込めて選ばれた特別なモチーフ。インスタレーションは、100層の大きな透明アクリルパネルに記された100色の347,100個のローマ数字で構成され、アクリルパネルは約16mの奥行きまで規則的に並んでいる。全てのアクリルパネルの中央には開口があり、来場者はインスタレーションの中を歩く。一番手前の層にはローマ数字の「1」が記され、道を進むにつれてローマ数字は増え続ける。ローマ数字はたった5つのシンプルな記号(I,V,X,L,C)を3次元のグリッド上に重なり合わせることで、数字が無限に増えていく効果を生み出す。そして100色のグラデーションも数字と共に変化していく。
無限の色の旅。歩くたびに作品の表情が変わり、無限に変容する複雑な魅力が生まれる。色が無限に続くように、ブルガリの未来も続いていくよう願いを込めている。
※100 colors no.50 「SERPENTI」は100 colorsインスタレーションシリーズの第50作目である。