WOOD FURNITURE JAPAN AWARD 2016
2016年3月4日-5日
SPIRAL hall / 東京
2016年1月20日-21日
No.9 RIVE GAUCHE /パリ
concept : bunshi /分枝
パリからの凱旋となるWOOD FURNITURE JAPAN AWARD 2016展が表参道のスパイラルで開催された。パリ展と東京展、両展示の会場構成を担当し、「分枝」という共通のコンセプトを基に空間をデザインした。「分枝」には、デザイナーや職人たちが出会い、貴重な経験と共にそれぞれの新しい道へと進めるようにと意味を込めた。
「分枝」ひとつひとつは小さいオブジェだが、集まると森のように包み込む空間を作りだした。スパイラルホールでは、正確に整列された2万本の「分枝」が大空間を埋め尽くし、微かに揺れ動きながら重なり合い、有機的でダイナミックな空間を生み出した。森の中に埋もれるように存在する1本のトンネルを歩くと、周りの色が少しずつ変化し、100色のグラデーションを浴びることができた。
エントランスには、100色で彩られた日本の木58種類、100文字が躍るインスタレーションを展開した。
Tokyo photos : © WFJA2016 / design: emmanuelle moureaux / photo: Daisuke Shima (Nacasa & Partners)
Paris photos : © WFJA2016 / design: emmanuelle moureaux / photo: Shoichi Kajino