2013
埼玉県入間市
岡山県倉敷市
ビルの隙間から覗く空の青、街角に佇む公園の緑、色とりどりな夜のネオンは街で出会う風景。どこまでも広がるチューリップ畑のマゼンタや黄色、透き通るような湖の淡い青、風に揺れる桜の薄ピンクは旅先で出会う風景。日々感じ方が変わる様々な風景を四角く切り取り、その色をリズミカルに空間に散りばめ楽しさと温もりのある店舗を目指した。
切り取られた四角形は800mm×160mmにモジュール化されたブロックになり、ディスプレイや什器、鏡なども全て同じ寸法で構成されている。
単調になりがちなディスプレイは、ブロックを使った段差によってリズムや遊び心のあるディスプレイに生まれ変わった。また壁付けのディスプレイ以外はブロックを自由に動かすことも出来、風景をイメージした各カラー部分は季節毎に色を変えられる等、フレキシビリティのあるデザインを提案した。